3. 今は子どもがほしくありません。どうしたらよいですか?

• いまはまだ子どもはほしくない、と思うなら、避妊をすることで妊娠をさけましょう。
• 日本では、女性だけでできる避妊法が少ないです。男性の協力がとても大切です。男性は責任をもって一緒に考えましょう。
• いわゆる「安全日」(避妊しなくても妊娠しない日)はありません。月経のある女性は、いつでも妊娠する可能性があります。

日本で使える避妊法は?どこで手に入るの?いくらかかるの?
男性用コンドーム100円ショップやコンビニ、ドラッグストア。 在留カードなどIDを見せなくても買える。1個50円〜100円。通販では100個入り1,500円 (1個15円台) のものもある。
経口避妊(OC)産婦人科。医師に診察してもらい、そのあと処方箋をだしてもらう。1回目は、医師の診察と血液検査、処方箋などで約1万円かかる。2回目以降は、1ヶ月ぶんの薬が約2,000円〜3,000円。健康保険は使えません。
子宮内避妊器具(IUS/IUD)産婦人科。医師に診察してもらい、そこで入れてもらいます。いれる前に検査が必要です。いれた後も定期的に診察があります。約4万円。1回入れたら、3〜5年間、効果がつづきます。健康保険は使えません。ただし、月経の痛みがひどい人は、それを軽くするために、治療として入れることができます。そのときは、健康保険が使え、約1万2,000円程度と安くなります。
緊急避妊薬(モーニングアフターピル)

婦人科での診察と処方箋が必要。

注)2023年11月28日から全国145ヶ所の薬局で試験販売開始しました。医師の診察と処方箋なしで購入できます。

↓取り扱い薬局一覧↓↓

日本薬剤師会 緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業サイト

※4つのチェックポイントにチェックを入れ確認しました」をクリックすると、薬局を確認できます。

健康保険は使えません。

日本で承認されている「ノルレボ錠」は避妊失敗後72時間(3日)以内にのみます。(7,000円〜15,000円程度) 薬機法に基づき医師による自由診療です。

一部のクリニックで取り扱っているので、薬の名前と住んでいる地域から検索してください。

エラワンは避妊失敗後、120時間(5日)まで有効ですが、日本では承認されていません。

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日本で使えない避妊方法

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* 日本でのにんしん WEBサイトコムスタカ―外国人と共に生きる会『避妊について』

コラム:日本への薬のもちこみについて

• 自分で使う薬は、1か月分までは、持ち込めます。

1か月以上の薬を持ち込むときは、手続きが必要です。「輸入確認申請書」を医師の処方箋や診断書、薬の商品説明書と一緒に税関に提出します。持ちこんだ薬を人に渡したり売ったりすると「医薬品医療機等法違反」にあたり、1年から2年の懲役または100万円から200万円までの罰金刑になります。絶対にやめましょう。

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